教員紹介TEACHER INTRODUCTION
黒木俊秀|教授
カウンセリング第二
19世紀末にジークムント・フロイトが創始した精神分析学は、20世紀の精神医学や心理学のみならず、芸術や文芸の領域まで大きな影響を与えました。本研究室は、代々、前田重治、北山 修というわが国を代表する精神分析家が主宰してきた伝統があるため、現在も精神分析学に関心のある人たちが集まる傾向にあり、研究会でも精神分析的心理療法に関するテキストを輪読しています。一方で、パーソナリティ障害の計量心理学や認知行動療法の効果研究など、現代の医学・医療を補完する臨床心理学の研究にも門戸を開いております。海外における心理療法の動向にも常に関心を払っています。