7月5日に人社系協働研究・教育コモンズのオムニバスセッション「知の形成史」を開催いたします。
皆さまご参加いただきますよう、お願いいたします。
▶ 日時:2023年7月5日(水) 14:50~16:20
▶ 夏目宗幸(九州大学人文科学研究院助教)
将軍の狩猟場と江戸近郊の地域変化
現代の東京近郊に広がる住宅街の姿からは想像もつきませんが、江戸時代、江戸から約20kmの地域は、将軍の鷹狩りのための鷹場に指定され、多くの賦役と規制が掛けられる特別な領域となりました。
当初、私の関心は行政区としての鷹場にあり、地理情報システムを用いて絵図に描かれた鷹場の領域を現代の地図に再現することに始まりました。
そして、この地図の作製は、江戸時代前期における同じ領域が、鷹狩りと鹿狩りを行う地域に二分されていた可能性に気づくきっかけを与えてくれました。
文字情報として、現代に残された法令や将軍の狩猟記録を地図上に落とし込むことによって、これまでに無い江戸近郊の地域像を描いていく、こうした研究の魅力についてお話したいと思います。
▶ 山口道弘(九州大学法学研究院 准教授)
▶ 司会:蛭沼芽衣(九州大学人文科学研究院助教)
▶ 場所:九州大学伊都キャンパス E-C-203会議室
オンライン会議形式(Zoom)
参加申し込みは下のフォームからお願いいたします。ご登録いただいたメールアドレスに、シンポジウム前日、開催場所のURLをお送りいたします。
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=iV9x12qT90q7daV6yZZG-oNiPOPoyS9IqCOUL_BId8BUOFRHUE81RTdCREZHQlNNUFVKSlpFQ0JXTC4u
定 員: 50名(対面)
申込締切り: 6月30日(金)
お問い合わせ
九州大学人社系協働研究・教育コモンズ
E-mail: enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp
(★を@に変更してください)
http://commons.kyushu-u.ac.jp/collaborative/events/event_19.html
