発達心理学第一
橋彌 和秀

Q1.専門領域について

乳幼児の行動の特徴、またその認知や知覚の基盤を他の動物との比較も含む自然科学的手法によってあきらかにする研究領域。
乳児は母親をいつ頃認識できるようになるのか、母国語をどのようにして習得していくのか、といった乳幼児の発達段階をとおして、ヒトが通常意識せずに利用している知覚認知システムの成立過程を解明し、そもそもヒトがどういう生き物であるのかという問いに迫れる点が面白い。


Q2.学生に望むこと

・自分が、今興味があることを背伸びせずに自分の背丈でやっていってほしい。
・さまざまなジャンルの本を読む・漫画を読む・映画を見る・展覧会に行く。
・自分の意見を躊躇せず言う。(考えを言葉にすると、発言に責任が伴う)
・自分に投資をする(例:講演会に行く、必要な本を買うなど)
・最初から「手の抜き方」を覚えようとしない。


Q3.おすすめの本

・赤ちゃんの実験心理学を学ぶ人のために(山口真美・金沢創編、北大路書房・近刊)
・まなざしの誕生―赤ちゃん学革命(下條信輔著、新曜社)


Q4.大学・学部への進学動機

・コミュニケーションの成り立ちや、最初は臨床心理に興味をもっていた
・ヒトを理解する基礎は心理学にあると考えていた(若気の至りです)。


Q5.先生の大学生活

・正直、講義にはほとんど出ていなかったが、興味がある講義は他学部の授業にもぐりこんででも聞いていた。
・友達と週3回研究会を行い、読んだ本や論文についての議論ばかりしていた。


Q6.学生に伝えたい,教えたいこと

「教える」という意識は特にない。一緒に研究をし、世の中の不思議やおもしろさを共有したい。


Q7.赤ちゃん学とは

赤ちゃんの能力やその発達過程を研究する1950年ごろに始まった研究の流れが、最近ではそう呼ばれているのだが、自分自身は「赤ちゃん学」をやっている意識はない。


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